離婚する夫婦の原因はいったい何?

日本全国で離婚をする夫婦は、年間で結婚する夫婦の数と比較して約3割が離婚しているといわれています。
つまり約3分の1の夫婦が離婚してしまっているということなのです。どおりで、身の回りで離婚している夫婦の話がチラホラ聞こえてくるはずだ、と納得した方もいるかもしれません。

離婚の理由でもっとも多いのが、「性格の不一致」です。
「一緒に住んでいて初めて分かった、相手のココが気に入らない」「話し合っても折り合いがつかない」という毎日の暮らしに直結する部分のほうが、離婚原因になりやすいのかもしれません。
その他に、離婚の原因は、肉体的な暴力、精神的な暴力といったDVが原因のものや、金銭面の問題(借金や生活費を家庭に入れてくれないなどの理由)からの離婚があります。

「浮気や不倫」が離婚の原因の一番ではないの?

そう思った人もいると思います。確かに離婚の理由で一番に思いつくのは、パートナーの浮気や不倫が原因だと思われがちだからです。
実際に、浮気されてしまったら百年の恋もいっぺんに冷めてしまいます。
しかし、浮気に気付かなければ離婚にまでいたらないのかもしれません。浮気や不倫に気付いていないからこそ、離婚に至っていない夫婦が多いのかもしれない、という推測もできるでしょう。


日本で毎年結婚する人は60万人前後います。前日した統計通りですと、そのうち20万人近くが毎年離婚している計算になります。
いま、夫婦関係が良好だったとしても、浮気されていないとは言いきれません。なお全ての離婚した夫婦の理由がわかっているわけではありませんが、パートナーの不貞行為が離婚に繋がったと答えた人は、離婚したなかでも10%ほどという調査結果があります。

全体から見れば不貞行為による離婚者数は少ないと見ることも出来ます。 しかし、「具体的な数にすると、2万人ほどは不倫や浮気が原因で、離婚にまで至ってしまった人がいる、ということなのです。しかも毎年です。

浮気が原因の離婚は、浮気した相手は有責者として扱われます。離婚条件は、浮気された側の都合を優先されますので、 「浮気」に気づかないまま「性格の不一致」で離婚してしまったら、かなり損をする可能性が高いでしょう。
なんだかパートナーが不審な行動をとっている、と気づいたときには、浮気を念頭に入れて調査をしてみてはいかがでしょうか?